「優しさ」が届かない日もある。奈良・斑鳩で先生方と考えた、子どもの心のこと
今日は、奈良県の「いかるが中央公民館大ホール」で開催された人権講演会で、講演ライブをお届けしました。
タイトルは、
「子どもが本当に求めていた支援とは〜体験談から探る、一人ひとりに寄り添う教育実践〜」
斑鳩での講演は、2023年10月に訪れた斑鳩南中学校以来です。またこうしてご縁をいただけて、本当にうれしかったです。
今回お会いしたのは、日々、子どもたちと向き合っておられる小学校・中学校の先生方。
そんなみなさんに、僕らなりのエールとメッセージを、音楽とともにお届けしました。
「力になりたい」のに、うまく届かないことがある
今日は、僕ら自身の不登校経験や、活動を通して出会ってきた子どもたちの話をしながら、不登校やいじめ、そして心のことを一緒に考えました。
心の苦しさって、本人にもよくわからないことがあります。
うまく説明できない。何がつらいのか、自分でも整理できない。そんなとき、周りの人がその気持ちを理解するのは、もっと難しいのかもしれません。
そして、その子を支える人にも、それぞれの状況や気持ちがあります。
「力になりたい」という優しさでさえ、相手の心に余裕がないときには、傷つけてしまうことがある。
思いがあるからこそ、届かないときは苦しいですよね。
心と向き合うことの難しさを、僕ら自身も感じています。
「良い・悪い」の、その先を想像する
目の前の行動を見て、「良い」「悪い」と判断する。
でも、その前に少し立ち止まって、
「どうして、そうするしかなかったんだろう」
「そこに至るまでに、どんな気持ちがあったんだろう」
と想像してみる。
そのことを、大切にしたいと思っています。
同じ言葉でも、ほっとする日もあれば、受け止めきれない日もある。その子に必要な関わり方も、きっと変わっていくのだと思います。
だからこそ、一度答えが見つかったら終わり、ではないんですよね。
迷いながら、立ち止まりながら、一緒に考え続ける。今日のような時間が、そのきっかけになっていたらうれしいです。
大切なテーマだからこそ、音楽と一緒に
僕らが「講演ライブ」という形で伝えているのは、人権や命、心という大切なテーマを、自分の心に重ねて感じてもらいたいからです。
言葉を聞きながら考える時間。
歌を聴きながら、自分の気持ちにそっと目を向ける時間。
音楽と一緒だからこそ、心に届くものもある。僕らはそう信じて、話し、歌っています。
今日は、会場のみなさんのあたたかさに包まれて、僕らにとっても貴重な時間になりました。
子どもを支える先生方にも、心の余白を
子どもたちに元気でいてほしい。安心して過ごしてほしい。
そう願って向き合っておられる先生方にも、できるだけ無理をせずにいてほしいと思います。
子どもの心を大切にするのと同じように、先生ご自身の心も大切にしてもらえたら。
日々、子どもたちと向き合うみなさんを、僕らは心から応援しています。
また一緒に考えたり、音楽を楽しんだりできる日を楽しみにしています。
本講演に関わってくださったみなさん、そして、ご縁をつないでくださった株式会社タックさん。
優しい時間を、本当にありがとうございました。
心から感謝しています。
JERRYBEANS 山崎雄介
本日演奏した曲
今日の講演ライブでお届けした4曲です。よかったら、聴いてみてください。
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