きっかけという貴重な選択肢

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こんにちは!八田です。

これは、僕が中学校一年生の頃の写真です。
一番左で、花を持っているのが僕です。

僕が参加したピアノ教室の発表会なのですが、
演劇を取り入れ、ストーリーの中で演奏を発表するといったものでした。

僕が不登校になりギターを練習していることを知ったピアノの先生が、
「発表会の劇に参加しない?」と誘ってくださいました。

簡単なコードをポロンと弾くことしかできなかったのに、
「とっても良い音!かっこいい!」
と、自信を持たせてくださいまいました。

自分は学校に行けなくてダメな子だと思っていたので、
大好きなギターで、必要としてもらえたことがとても嬉しかったです。

それでも、劇をしたり、人前で演奏をすることが自分にできるだろうか‥
と、ものすごく悩みました。

でも、自分を変えたい思いではじめたギターだったので、
同じ思いで発表会も挑戦することにしました。

僕の妹や従兄弟も参加していましたし、
小さい頃から知っている子どもたちが多く、
すぐに仲間と打ち解けました。

 

これは少し余談なのですが、
『急に走らないで!』
と願いを込めて書きたいと思います。

練習場所は先生のお家でした。
家から斜め向かいの場所、距離は15mくらい。
でも、その外出すら僕にとって勇気のいることでした。

誰かに会うのが嫌で、いつも走って行きました。
でも、運動不足なのに急に走ったりしたらダメですね‥。

あるとき、走っているだけなのに足の指に激痛が走り、
先生のお家の前で派手に転倒したことがありました‥。

指の骨が折れた‥と思いました。

あの悲しみは忘れません。笑

何事もウォーミングアップが大切ですね!
これは、体も当然、心にも言えることかもしれません。

さてさて、話がそれましたが、

 

発表会は、老人ホームや市民センターで行いました。
主に先生や出演者の、友達や家族が観にきてくれました。

仲間と楽しみながら頑張って練習に取り組み、
手も足も指の痛みを乗り越え‥(笑)、
無事本番を終えたときの達成感は今でも憶えています。

学校には行けないけれど、頑張っていることがある。
そう思えたことで、少しだけ自分を肯定出来るようになりました。

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不登校だったときは、押し付けず、見離さず、
僕の気持ちに寄り添いながら関わってくれた人達が、
沢山のきっかけをくれました。

きっかけとは、さりげなくて小さいけれど、
とても貴重な選択肢だなぁと思います。

親が買ってくれた音楽雑誌がきっかけでバンドに興味を持ったり、

大人になってからの東南アジア一人旅や、
二度目の高校入学も、
友達との会話がきっかけでした。

JERRYBEANSの活動も、一人では何もできません。
仲間との会話の中にはきっかけが沢山あり、話が膨らみます。
そして、みんなが良いと思ういろいろなことに挑戦できています。

 

きっかけは一人では見つけにくいものです。

 

だから、一人で悩まないで、
思いきり誰かに頼ってください。

そうすれば、一人では思いもつかなかった、
ちょっぴりドキドキするきっかけが見つかると思います。

そして、自分に素直に、無理のないペースで、
歩んでいけたら素敵だなって思います。

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それから、ちょっと面白い話なのですが、
この発表会を観にきてくれた人たちの中に、なんと!山崎兄弟もいました。

二人から、「あの劇観に行ったよー!」と、聞いたことはあったのですが、
まさか当時の写真に写り込んでいたとは‥知りませんでした。笑

最近発見しまして。笑

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僕の目の前にいるタンクトップの二人が山崎兄弟です。
この一ヶ月後くらいに、親同士に紹介してもらい知り合いました。
このときお互いが、まさか目の前の人と人生を共にするなんてことは想像もしていませんでした。

縁ですな〜(^^)

八田

 


 

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