子どもにとって「話しやすい大人」でありたい

不登校だった僕らから

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こんばんは!ベースの八田です。
今回のブログも、不登校だった経験から、今思うことを書きたいと思います。

僕が不登校になったのは小学校6年生のときでした。
友人関係での悩みを誰にも相談できずに、一人で溜め込んでいたことが原因でした。

一つひとつは、小さなストレスや、些細な悩み事だったと思います。

それでも、誰にも話せなかったことで、気付かないうちに一人では抱えきれないほど大きなものになっていました。

だから、学校で行う講演ライブでは、子どもたちが悩み事を一人で抱え込まないよう「日頃から、友達や身近な大人に、楽しかったことや嫌だったことを話してほしい」と伝えています。

 

そして、僕は親ではありませんが、子どもにとって「話しやすい大人」でありたいと思っています。

 

子どもが話しをしてくれるとき、嬉しかったことや楽しかったことの話は、共感の思いで一緒に喜びたいです。

 

そして、嫌だったこと、傷ついたことを話してくれたときは、冷静に聞くことが大切だと思っています。

僕が不登校になる前、友達とうまくいかないことは恥ずかしいし、誰にも心配をかけたくないと思っていました。

 

心配をかけたくないという思いを持っている子にとっては、聞く側の感情がそのまま伝わると、それがまた負担になるかもしれません。

大切なのは、今その子にとってどんな対応が正しいのかを考えること、その子が望む寄り添い方を考えることだと思います。

 
 
というのも、こんな話を聞いたことがあるからです。

 
ある子が友達にされて嫌だったことを親に話したときに、親が腹を立てて、相手の子のお家に怒鳴りに行ったそうです。

たしかに、その問題は解決したかもしれませんが、それ以来、その子は親に相談ができなくなってしまったそうです。

子どもは、そこまでの事態になるなんて‥という思いだったそうです。

冷静な判断でできる解決方法もあったのではと思います。

誰だって自分の子が大切です。
自分のこと以上に大切な存在ですから、傷つけられたとしたら、感情的にならない方が不思議なくらいです。

でもそんなとき、ふと冷静に考えて、その子の気持ちに寄り添い考えてもらえたら嬉しいです。

 

とにかく、日頃からなんでも話せる関係であること、それが一番大切だと思います。

 
僕も、子どもにとって「話しやすい大人」であれたらいいなと思います。
 
 
八田
 


 

 

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