君が創る世界

曲のエピソード

ベースの八田です!
 
今回のブログは僕が作った曲「君が創る世界」のエピソードや想いを書きます。
昨年の夏に発売した「子どもたちの夢」というアルバムに収録している曲です。
 
ライブで演奏することが少ない曲なので、知らない方も多いかもしれません。
この記事に音源を貼り付けているので、是非聴いてみてください。
 
この曲を作り出したのは4〜5年前でした。
 
不登校に悩む子の心が少しでも軽くなるような、明るい曲を作りたい。
不登校の経験を伝える講演ライブ活動を始めてから、そんなことを考えるようになりました。
 
ただ、不登校の背景には、人ぞれぞれに違う理由や想いがあります。
考えれば考えるほど、伝えたいことが分からなくなっていました。
 
そんなあるとき、メンバーがこんなアイデアをくれました。
「不登校だったあのときの自分に伝えたいことを曲にするとどうだろう」
 
なるほど!!それは作ってみたいし、それなら作れそう!!
そう思って作り出したらメッセージがどんどん形になっていきました。
好きな感じのメロディも生まれました♫
すぐに完成できたわけではなくて、一時は生みの苦しみもありましたが‥(泣)
それでも、たくさん楽しみながら作ることができました。
 
今の僕が、当時の僕に伝えたいメッセージ。
それに加えて、あの頃に周りの大人から言われて嬉しかったことも歌詞にしました。
 
「今不登校をしているこの期間は、長い人生からするとほんの一瞬だよ」
その言葉に気持ちが楽になったこと。
学校の話題には一切触れずに、ただただ音楽の素晴らしさを教えてくれたこと。
 
僕はそんな周りの人たちの優しさに救われてきました。
あの頃の僕にとって、大人の影響は大きいものでした。
 
あの頃の僕と似た想いを持っている子がいたら、大人になった自分からこの曲で応援ができると嬉しいです。
 
過去の自分を振り返って書いたので「想像してごらん」という言葉がちょっと偉そうですが(>-<)笑
 
是非、聴いてみてください。
 

 

 
君が創る世界
 
想像してごらん 太陽が遅刻した朝を
夜空を青で塗りつぶして気持ちが晴れる瞬間を
 
想像してごらん 見上げた空のずっと先を
誰も知らない世界があることを
 
遠い距離を超えて 差し込んだ陽の光
最後に輝かせた 片隅のホコリ
 
想像してごらん 面白い世界を
君が感じるまま 心が躍るまま
今君の目の前に広がり続ける未知の世界を探しにいこう
 
「しんどい時は立ち止まって休めばいいさ
長い人生のほんの一瞬さ」
そう言ったまま何も聞かないで
ただ隣で見守ってくれた
 
人に支えられたこと 想いに救われたこと
ぬくもりが伝わって涙したこと
 
さぁ顔をあげて 涙を拭って
笑えなくていいから 一人で泣かないで
今君の目に映る世界を僕にも見せてほしいんだ
 
誰もが繋がってる 同じ時を生きてる
同じ物を好きになって 大切にしてる人がいるよ
 
創造してごらん 楽しい明日を
ゆっくりでいいから 焦らなくていいから
今君が感じていることは間違いなんかじゃないから
いつだってそのままでいいんだ
そのままがいいんだ
 


 
その他曲のエピソード(音源あり)はこちら

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