メンバーとの出逢い

不登校だった僕らから

こんにちは!ベースの八田です。

今日は大雪警報のため彦根で予定していた『ごはん家くまくま5周年記念感謝祭vol.1』が延期となりました。
都合をつけて楽しみにしてくださった皆さん、ごめんなさい。

 

雪道は本当に危険ですので、無理な外出は避けてくださいね。

 

また、変更日は3月5日(日)となりました。
そのときは、2倍楽しみたいと思いますので、よろしくお願いします!!(^^)

 


 

■3月5日(日)
ごはん家くまくま主催
ごはん家くまくま5周年記念感謝祭vol.1
〜感謝と元気と復興支援〜(滋賀)
場所/夏川記念館
時間/開場12:15 開演13:00(15:00まで)
チケット/大人2500円 小学生1000円(小学生未満、障がいをお持ちの方無料)
出演/ママチア滋賀☆Spaky jem/JERRYBEANS
※床に座ったり寝転んだりお好きな形でご覧いただけます。
※教育施設ですので、飲食等は基本的に禁止となっております。
一般参加OK
こちらのイベントに関するお問い合わせは、
ごはん家くまくまさんまで(TEL 09071103378)

 


 

さて、『不登校だった僕らから』をテーマにメンバーそれぞれが書いているブログが僕の番になりました。

 

前回、史朗が更新したブログを読んで、出逢った当時のことが懐かしくなりました。
なかなか恥ずかしい写真がアップされていましたねー。笑

というわけで、僕も不登校だった当時『メンバーとの出逢い』を振り返りたいと思います。
 
IMG_9588
 
 
 
当時、山崎兄弟と出逢って一番変わったことってなんだろう‥。
もちろん色々とあるとは思いますが、
一つ、明らかに変わったと言えることがあります。

 
 
 

それは、外に出るときの心境です。
 
 

僕が学校に行けなくなった小学校6年生のとき、
自分からすすんで外に出ることはありませんでした。

 

親がゆっくりと休ませてくれるようになってからは、
少しずつ自分の調子を取り戻していったのですが、
それでも、外に出ることはかなり気力のいることでした。

 

平日の昼間は、見ず知らずの大人の目さえも気にして、
休日や、平日の夕方は、同級生に会ったらどうしよう‥
と、そんな思いがありました。

 

そして不登校になってから1年がたとうとしていた、中1の夏が終わる頃のことでした。

母親が、不登校の子を持つ親の会で知り合った同じ地区に住む方と、
家族合同でバーベキューをする計画を立ててくれました。

 

たまたま家が近所というつながりから、
不登校だった僕たちを引き合わせてくれました。

それが山崎兄弟との出逢いでした。

 

僕たちが外でのびのびできるようにと、
地元から少し離れた場所で計画をしてくれたのも親の心遣いだったと思います。

 

当日、僕たちはすぐに意気投合し、
サッカーをしたり身体を動かして夢中に遊びました。

 

それがすごく楽しくて、
次の日から毎日遊ぶようになりました。

 

それまでは、昼間から外で遊ぶなんてことは考えられませんでしたが、あまりの急展開でした。

公園で野球をしたり、びわ湖に釣りに出かけたり、
積極的に外に出るようになりました。

 

きっと同じ不登校の仲間ができ、
一人じゃないという心強さが生まれたのだと思います。

それでも、まわりの大人の目は気になったけれど、3人でいるとなんだか大丈夫でした。

一人では心細いけれど、3人なら堂々と胸を張れる。
 
この気持ちは、ステージに立つときの今と変わらないような気もしますが‥。笑

 

一緒に沢山笑っていくうちに、少しずつ自分の調子を取り戻していた気がします。
それが登校につながることもあり、少しだけですが学校での思い出もできました。
クラスメイトの優しい支えもあり、
中2のとき、修学旅行に行けたことなんかは特に今でも大きな思い出です。

 
 
 

親は、自分の願いを優先するのではなく、
僕たちのためを思ってできることを考えてくれました。

僕たちのペースに合わせずっとサポートしてくれた、
両親や山崎家のおっちゃんおばちゃんに感謝の気持ちでいっぱいです。

 

そんな山崎兄弟との出逢いが今でもJERRYBEANSとして続いていて、
僕の人生そのものとなったことを本当に有り難く思います。

 

また同じように親同士がつないでくれた元メンバーのつかちゃんも、
今は別々の道を歩んでいますが一生の友達です。

 

親もまた、悩んでいたあの当時にできた友達は、
今でも心を許せる大切な存在だと言います。

 
僕がメンバーと出逢ったときに感じたように、
親もまた不登校で悩んでいるのは一人じゃないと思えたのだと思います。
 

JERRYBEANSの活動で、各地域にある不登校親の会の方とお会いすることがよくあります。
そのほとんどがご自身も不登校に悩まれた経験をお持ちの方が主催されています。
 
どの方も、自分自身が親の会で救われたからと、お返しのように続けておられる気がします。
本当に、明るく優しい方ばかりです。
 
ここでお話ししたような親の会、その他にもカウンセリングなど、
皆さんの悩みを聞いてくれる場所は必ず近くにあると思います。
 
たった一つの出逢いから、見える世界が一瞬にして変わることがある。
僕はメンバーとの出逢いから知ることができました。

 
どうか、一人で悩みを抱えないでくださいね。

 

八田

タイトルとURLをコピーしました