ベースの八田です。
また今回のブログも、不登校の経験を通じて僕が思うことを書きます。
僕は、活動の中で出会う方から、
こんな質問をしていただくことがよくあります。
「不登校で悩む人(子や親)にどんな言葉をかけるといいですか?」
その質問から、いつもその方から相手の方への思いやりが伝わります。
でも考えるたび毎回思うことは、
誰にでもあてはまる万能な言葉はないこと。
なぜなら、不登校の状況はそれぞれ違いますし、
悩みの原因も様々だからです。
相手の状況を知り、
相手の顔を見て、相手の気持ちを想像すること。
「あなたのことを大切に思っている」
ただその心が伝われば、
相手の方にとってそれが何よりの励みになるのではないかと思っています。
だから、相手を思い絞り出した言葉なら、
どんな声かけも間違いではないと僕は思います。
また、僕が不登校のとき励まされたのは言葉だけでなく、
何も言わずただ傍にいてくれた人からもその優しさを受け取ることがありました。
どんな形でも、気持ちを伝えることが大切だと思います。
きっとそれは悩みを持つ人に対してだけでなく、
どんな人間関係においても大切なことではないでしょうか。
誰もが優しさの中で、
自分らしく生きていけますように。
そう願いこれからも活動していきたいと思います。
それが大切だと思っていても、
僕は自分に余裕がなく誰かを思いやることが難しいときもあります。
人の優しさに触れると、その人と自分を比べてしまい自分がダメに思うこともあります。
優しさを持つということは、まず自分を大切にするということかもしれません。
ゆっくりでもいい、無理のない歩みで生きていきたいですね。
今回もまた、最後まで読んでいただきありがとうございました。
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