史朗です。
今の時期、秋からの講演に向けて主催者してくださる方との打ち合わせが多いです。
その中で毎回のように話題にあがるのはやはり【いじめ】についてです。
大なり小なりどんな場所でもいじめに悩んでいる人がいます。
僕自身のこれまでの人生の中で、目にしてきた、いじめや差別について僕なりに考えてきました。
だけどそこには後悔や怒りの感情が入り混じり、まともに考えることはできていなかったと思います。
そしてこの数年。今の活動を始めてからようやく冷静に考えることができるようになりました。
考える中でいつも【平等とは何か?】という壁にぶつかります。
今そのことについて思うことがあります。
僕がいつも心のなかに置いている言葉があります。
それは【罪を憎んで人を憎まず】という言葉です。
よく刑事もののドラマなどでよく聞きますよね。
悪いのはその人がやってしまった行いであってその人そのものではない。
例えば僕自身が何かの被害者になってそれを言いきれるかどうかはわかりませんが・・・。
それはまた別の感情の話です。
ただ根本的この考えをみんなが持っていないと平等はありえないと思うのです。
この言葉の中では【罪】を強調していますが、善い行いや技も含めて評価、賞賛すべきはその人の行動についてだけです。
これが出来たから凄い人や何々だから偉い人も、上も下も本当はありえないと思うのです。
生きていることそのものがみんなみんな同じだけ凄いのです。
この世に否定されていい命なんて一つもない。
いじめや差別の問題を他人事のように考えている限り一生解決を見ることは無いと思います。
まず自分の中でどれだけ人に線をひいて生きているかということを考えることから始めていきましょう。
僕も僕自身の心に問い続けます。
いつもこの言葉をそばにおいて。
【罪を憎んで人を憎まず】
史朗
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