僕が中学生になったときのこと

こんばんは!ベースの八田です^_^

先日は教育委員として入園式や入学式に出席させていただきました。

入園式では、親に体を寄せ不安そうにしている子もいれば、好奇心旺盛に歩き回る子もいたり。
それぞれに色々な思いでその日を迎えたんですね。

僕は幼稚園のとき毎日泣いていましたから、
不安そうな子の気持ちは分かる気がします。

色々な皆の姿を見れてなんだか嬉しかったです。

子どもたちもそうですが、新しい生活が始まった方も多いですよね。

緊張したり気を張ったりすることって、
なんでこんなに疲れるんだろうと思うことがあります。

新しい環境に慣れるってすごく大変ですが、
楽しいことに癒される時間も作りながら、ぼちぼちいけたらいいですね(^-^)

どうか新しい環境が、皆さんらしく過ごせる楽しい場所でありますように。

というわけで今回は、僕が中学生になったときのことを振り返りたいと思います。

小学校から中学校にあがるとき、
その雰囲気の違いに馴染めなかった方も多いのではないかと思います。
授業が教科担任制になったり、
私服から制服に変わったり、
先輩後輩の関係ができたりと、色々ありますよね。

お姉ちゃんのことも先輩って言わなあかんの?と親に聞いた記憶があります。笑

中学から大きく環境が変わることから、
中一ギャップという言葉があります。
中学からの環境等の変化に馴染めず悩む子が多いという問題です。

でも当時の僕は、中学からの変化を前向きに感じていた気がします。

皆の環境が一斉に変わること、
また、別の小学校からの仲間も混ざるので、
僕が不登校をしていることを知らない人もいる。
このタイミングで登校復帰したいという考えがありました。

中学校に入学してからしばらくは頑張って通いました。
でもそんな時間は続きはしませんでした。
早い段階でかなり疲れていたと思います。

そんなある日の下校時間、たくさんの生徒がいる校門で、
「八田くん学校休むなよー!!」
とクラスメイトに叫ばれたことがありました。

今振り返ると、励まそうと思ってかけてくれた言葉だと分かるのですが、
あの時は皆の前で言われたことがすごくショックでした。

それに、別の小学校だったクラスメイトが、僕の事情をなんで知ってるんだろう‥
知らないところで、みんなが僕の悪い噂をしているんだ‥
と、悪い方悪い方に想像したことを覚えています。

何より無理をして通っていたことと重なって、
そのことをきっかけにまた行けなくなりました。

今考えると、そもそも僕が再登校のきっかけにしようとしたタイミングは、
ただ向こうからやってくる環境の変化にすぎませんでした。

それは、自分の心にそったタイミングではなかったんだと思います。
あの時期、すごく無理をしていたなぁと思います。

また、不登校の解決は登校することだと当然のように思っていました。
やっと登校できても続かなくて、学校に行けないことに対しての悩みがまた重なっていった時期もありました。

不登校に悩み、焦ることもあるかと思います。
でもきっとまわりの大人が一旦そこを問題視せず、本人の本当の悩みに目を向けて、
それを取り除く方法を考えることが何より大切なんじゃないかと思います。

本当の悩みを取り除けたり、長い時間をかけて受け止められたり。

その後は、登校してもしなくても、本人の気持ちは前にすすんでいけるんじゃないかと思います。

僕のこんな経験が、今不登校に悩む方に何か参考になると嬉しく思います。

あまり気を張らず、無理はせず、
どんな人も自分のペースを大切に過ごせるよう願っています。

僕もそうあれるよう、過ごしていきたいと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

八田


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