こんばんは!ベースの八田です。
寒い日が続きますが、風邪等ひかれていませんか?
寒いと、なんだか気持ちまで沈んでしまいますよね‥。
心と体への栄養をしっかりと摂って、あたたかく過ごしてください(^^)
僕は外出するとき、水筒にお湯を入れて持ち歩くようにしています!
さて、今回も「不登校だった僕らから」をテーマにブログを更新します。
不登校に悩む方の気持ちが少しでも楽になることを願って、
月に一度メンバーそれぞれが、経験や思い等を書かせてもらっています。
僕が最初に書いた記事では「いじめから、我が子を守る具体策」という本を紹介させていただきました。
たまたま立ち寄ったコンビに置いてあった本です。
読みたかったのはもちろんですが、こういった本がコンビニに置いてあるのがなんだか嬉しくて購入しました。
そして先日、たまたま同じコンビニに立ち寄った際、
また目に飛び込んで来た本があったので、今回はその本をご紹介したいと思います。
高賢一氏著 「不登校だっていいじゃないか!」
著者は、はじめにこのように書かれています。
メインタイトルをご覧になって、あたかも不登校を推奨している印象を持たれたかもしれませんが、
決して不登校を推奨しているわけではありません。
まずは、お子さんの不登校をきちんと受け止めることからスタートしてほしいのです。
「不登校をきちんと受け止めること」
これは、不登校に悩まれる方が、最初に当たる大きな大きな壁です。
でも、まずは状況を受け止めないことには、
その子に合った対応は考えられません。
僕は学校を休み始めた頃、親を悩ませ、苦しめてしまいました。
親は「学校に行かないなんてとんでもない!!」という感じで、
無理矢理登校させようと必死で毎朝喧嘩みたいになり、親も僕も泣いていました。
もしあの状態が続いて、僕は学校に行けたとしても、
状況も心も整理できないままで、なんの解決にもならなかったと思います。
親は、納得のいくまでやりつくして、このままでは前に進まないと気付いて、
ようやく少しずつ不登校を受け止めてくれるようになりました。
少し話は変わりますが、不登校を受け止めらた親御さんの中には、
「子どもが休み始めたときに、怒鳴ったり、無理矢理登校させようと引っ張ったり、なんて酷いことをしたのだろう‥」
と、過去を振り返り話してくださることも多いです。
でも親が心から納得して不登校を受け止めるうえではきっと自然なことで、
むしろそういったやりとりはお互いにとって必要な過程のように僕は思います。
僕が不登校になったことで、最初は家族の雰囲気が暗くなり、
自分のせいでみんなを悲しませていることがまた辛かったです。
家にも居場所がなく、心休まることはありませんでした。
でも僕が確かに、心休まるようになったのは、親が不登校を受け止めてくれたときからでした。
そして僕の場合は、親が不登校を受け止め、さらに、
「学校に行くことが全てではない」と思うようになった頃から、
僕も親もどんどん元気になっていきました。
元気になったことで、放課後の教室に行ったり、
部活だけに行く時期もありました。
お昼から行って、授業に出られたこともありました。
どれも続かず、登校復帰とはいきませんでしたが、
「学校に行くことが全てではない」と思いながらも、
学校に向けた行動に変わることもありました。
こんな僕の経験をお伝えすることが、
今不登校に悩まれる方への何か力となれば嬉しく思います。
でも、僕は不登校を研究している専門家ではなく、
お伝えできることは一個人の体験にしかすぎません。
もちろん体験だからこそ伝えられるものがあると信じて、こうした活動を行っています。
ただ不登校は、原因も状況も様々ですし、
その後の人生も人それぞれ全然違います。
同じ不登校に関する悩みでも、僕たちのメッセージが参考にならないことも沢山あると思います。
でもこの本は、30年間、子ども・親・教員のカウンセリングを続けてこられ、
3000件以上の事例と向き合ってこられた専門家の本です。
不登校に関する様々な状況と悩みから、
そのケースに沿った対応策を提案してくださっているので、
どんな方にもだいたい当てはまると思います。
僕は自分とあてはまることが多く、
ずっと心にあったモヤモヤを言葉で整理してもらっているようですごく力をもらいました。
僕は最初コンビニでこのタイトルの表紙を見て、スッと手に取りました。
きっとそれは、不登校だっていいじゃないかと思っているからです。
でもそうは思えない、悩みの渦中におられる方にとっては、
この本を手に取ることすら抵抗があるかもしれません。
この本が、今悩まれている方の手に届くことを願っています。
皆さんも是非読んでみてください(^^)
【不登校だった僕らから〜八田典之のブログ〜】
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