史朗です。
僕が今思っていることを書きます。
正解、不正解はわかりません。
僕が沢山の人と出会い、共に過ごす中で今思うことです。
【居場所】について。
僕は、小学5年生から不登校になりました。
クラスにあったイジメを止めることも出来ずもし自分に向いたらと思うと怖くなってしまったのです。
イジメられていた子はその後16歳で自ら命を絶ち亡くなりました。
今同じような思いで亡くなる命が沢山あります。
普通に家族や友達と仲良くして、恋をして結婚をして子供が出来て幸せに人生を送りたかったはずです。
でも居場所がなかった。
これを読んでくれているあなたには今、自分の居場所がありますか?
僕が思う居場所とは自分を認めてくれる場所
自分を否定しない場所のことです。
そんな居場所がないと、生きていくのはとても苦しいことです。
「しんどい時は相談しよう!」
今まで何度も何度も耳にしてきました。
人に自分の存在を認めてもらえない。
人に自分の存在を否定される。
そんな場所にいて、人に相談なんて出来るでしょうか。
それはとてもとても怖いことです。
誰かの居場所を無理やり奪うのがイジメです。
言葉や暴力や行動のすべてでその人を否定します。
とても悲しいこと。
あってはならないこと。
でもいじめている人がみんな悪人だと僕は思いません。
人生自分の思ったようにはなかなかいきません。
思いも寄らない、どうしようもないような事情で苦しむことも沢山あります。
家庭、学校、職場の問題や複雑な人間関係。
理由は様々。
そんなとき人は、自分の苦しみや怒りから誰かに当たったり、からかったりするのがとても楽しく思えてしまうときがあります。
゛遊びのつもり゛だから罪悪感もありません。
それがその人にとっての【逃げ場所】なんです。
僕らJERRYBEANSの三人もむかし学校に居場所がありませんでした。
誰にも相談できなくて、逃げ出しました。
僕らにとってそれが不登校でした。
家にいる時、みんなと同じことができない自分が嫌で生きていることが申し訳なくて、消えてしまいたいといつも思っていました。
行けなくなったことが良いことだったのかは未だにわかりません。
だけど、あのとき不登校だったおかげで、同じ学区内で不登校だったのりくんと出会うことができました。
のりくんに出会うことで僕の世界は大きく変わっていきました。
一緒に遊んでいる中で楽器に興味をもちみんなで音楽をはじめました。
音楽はとても自由に僕らの心を動かしてくれたのです。
聴くことで励ましてくれたり、演奏し歌うことで怒りや悲しみも吐き出せたり、合わせて演奏することでただただ楽しかったり。
あのとき僕に【居場所】ができました。
僕を認めてくれる居場所。
僕を否定しないでいてくれる居場所。
誰にとっても居場所はきっとたくさんあります。
人との出会いや、音楽や絵、勉強に読書、スポーツやアニメやゲーム、なんでもいい。
あなたを否定しないでいてくる場所、あなたが安心できる場所を探してみてください。
必ずあなたの居場所がどこかにあります。
心の居場所があることが、人に当たらなくてもよくなる方法だと僕は思います。
誰かをいじめることで自分を守る人がいなくなるように。
大切な大切な命の火が一人ぼっちで消えてしまわないように。
僕らの唄が誰かにとっての居場所の一つになりますように。
この世に否定されていい命なんて1つもない。
出逢ってくれてありがとう。
史朗
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