満月の夜に
サヨナラを言いたくなって
涙があふれてきて
僕は複雑な気分になるんだ‥
今 二月の空を思い出して
浮かんだ白い息に弱音混じった
絶対なんてない現実と
絶対の僕が合うわけない
でも生きていたい
「一人じゃ生きられないよ」
サヨナラも言えなくなって
思い出があふれてきて
今更の言葉しかでてこない
でも君は終わりじゃなくて
悲しいことじゃなくて
僕は複雑な気分になるんだ
今 四月の君を思いながら帰り道
僕を見下ろした月に問いかけた
永遠なんてない絶対に
永遠の僕らあるわけない
でも信じたい
「一人じゃ生きられないの?」
サヨナラは言えなくたっていい
また会おうって言えればいい
そのときは年老いた僕を笑って
君は一人じゃなくて
ずっと一人じゃなくて
誰からも愛される元気な女の子
満月 遠いのによく見えるよ
サヨナラを言いたくなって
涙があふれてきて
また僕は複雑な気分になるんだ
君は終わりじゃないと
悲しいことじゃないと
また相変わらずの笑顔で笑って
君は一人じゃなくて
ずっと一人じゃなくて
誰からも愛される元気な女の子