冬の帰り道
君が笑うと
嬉しくなるから
雪が降るのも
好きじゃなかったけれど
君が笑うから
好きになれたよ
君と一緒に見る景色は特別だから
二人きりの帰り道
小さな手のぬくもり
君ははしゃいでいるから
きっとつまづくだろうな
ほんの少し前を僕はゆっくり歩いた
今年一番の星空の下
真っ白な雪が君を
笑顔にしてくれるなら
どんなね 願いに代えても
僕は雪を降らせたいんだよ
なんだって一人で抱え込む君の性格も
僕は分かっているよ
分かっているから
ゆっくりでいいよ
強がらなくたっていいんだよ
その荷物を僕にも持たせてよ
二人きりの帰り道
むじゃきな君をずっと隣で見ていたいから
真っ白な雪が君を
笑顔にしてくれるなら
でも空は雲ひとつなくて
僕はぎゅっと手を握った
すると君はね
嬉しそうに笑っていた
星の降る夜
君が笑うと嬉しくなるから
雪が降るのも
好きじゃなかったけれど
君が笑うから
好きになれたよ
君が笑うから