ストレスについて

不登校だった僕らから

こんばんは、ベースの八田です!

6月に書いたブログ「不登校の原因について」でも触れましたが、僕は小学校高学年になってから様々なしんどさを抱えるようになりました。
一つひとつを見ればよくある悩みや悲しみ。それでも、誰にも相談せず一人で抱え、ストレスを溜め込みました。

今回の”不登校だった僕らから”では、僕の不登校の原因となったストレスについて、思うことを書きたいと思います。



小学校6年生のとき、学校を休む日が多くなり、行った病院で「自律神経失調症」と言われました。
それにも色々なタイプがあるようですが、僕の場合は、ストレスが原因で神経のバランスが崩れ身体の症状に現れるものでした。

僕は当時、ストレスという言葉を聞いたことはありましたが、それは大人が感じるものだとばかり思っていました。
「僕の中にストレスがあったの?」と思ったことを覚えています。

ストレスは、溜め込むことで自分や他人を傷つけてしまう大きな原因になる恐ろしいものです。

今、僕が大人になって思うことは、「自分なりのストレス解消法を持っている大人は多いけれど、子どもはやっぱり少ないんじゃないかな」ということ。
「僕のストレス解消法は○○だ」と言う子どもの姿はあまり想像できません。
小学生でそれを自覚する必要があるとは思いませんが、まわりの大人が、その子にとってのストレス解消法を理解している必要があると思います。

良いストレス解消法とは、大人がそうであるように、趣味に没頭することなのかなと思います。

今あなたの傍にいる子は、好きなことに没頭する時間が定期的にありますか?

また、そういった時間を過ごすときに、そこに”充実感”があるとすごくいいなと思います。

例えば僕の場合ですが、不登校になってから最初の半年くらいは、テレビゲームばかりやっていました。
もちろんそれも好きなことではあったのですが、僕の中で充実感があったかというと、そうではありませんでした。
もちろん嫌なことを忘れられる楽しい時間でしたが、どこか後ろめたい気持ちがありました。
また、ゲームの中で悔しいことがあったりすると、それがストレスになることもありました。

それは飽くまでも僕の一例で、充実感を持って夢中になれるならもちろんゲームも最高だと思います。

山崎兄弟と出会ってからは、釣りにもよくでかけました。
僕たちの地元はびわ湖が近いですからね!
外に出かけたり身体を動かすこともすごくいいと思います。

そして、何より”充実感を持って夢中になれるもの”それが僕たちとっては音楽でした。

僕たちが音楽を楽しむ姿に、傍にいてくれた人たちが笑顔を見せてくれたこと。
きっとそれが充実感を味わわせてくれていたのだと思います。

こんな僕の経験が、今不登校の子の傍で悩まれる方に何か少しでも参考になれれば嬉しく思います。

また、ストレス解消法はどの子にとっても必要なものだと思います。
みんながストレスを溜め込まないように願っています。

その子らしく笑える時間をたくさん見守ってあげてください。

八田


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