肉と水

 
 

肉と水
 
 
腹が減って死にそうだ
目も霞んできた
そして俺は手の届く場所にある
肉を見つけた
ずっとそいつをちぎって食べていたところ
気がつけば自分の
胸が空っぽなことを知る
 
水をください
せめてこの何もない胸を
潤してあげたいんです
 
それでも僕は食べ続けた
いつか完全にこの身を
食いつくしてしまうことを知りながら
食べていた‥
食べながら‥思っていた
 
水をください
せめてこの穴だらけの体を
潤してあげたいんです
水をください
せめてこの渇ききった目を
潤してあげたいんです

 


 
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